いじめ、格好悪い。俺も格好悪い。

なんだか毎日毎日「w」を句読点の代替品のように使っているサイトをひょんなことからリンクを踏んでしまって(自分の意思とは関係なしに)見てしまうと非常に不愉快になる。
自分でも何故そう感じるのかよく理解できていないけれど、そう感じるのだから仕方がない。
どうも、日常的に「w」を語尾につけた文章を書くヒトは馬鹿である、とでも思っているかのようだ。いや、違うか。僕自身の「w」の意味理解に問題があるかもしれない。
「w」の語源は昔、今と比べてネットゲームがさほど普及していない頃「warai」の頭文字をとって「(笑)」という意味で「w」とした。というのを聞いた(もしくは目にした)ことがある。アルファベットしか使えなかったから、なのかもしれないが。詳しい事情はわからない。
しかし、僕は「ぷっ」と相手を嘲笑っているような印象を受ける。口を押さえて、「ぷっ、ばっかじゃねぇの」といった具合に。
使っているヒトが何を思って、どういった意味として「w」を使っているのかは知らないし、僕が知っても意味はないだろう。そもそも、そういう物言いをするヒトに近づきたくはない。
こんなことを書いていると、自分が物凄く小さな人間に思えてきて、少し楽しい。自分のスケールを再確認できる気がするからだ。
僕はそういった「w」を使うような馬鹿とは違うんだ、というのをネットへ配信して、大した違いもないクセにそれらを見下して笑っているのだ。まるで、「目くそ鼻くそを笑う」とはこのことだな、と思い、どちらかといえば目くそのほうがマシか、などと考えながら10本の指を使いながらキーボードを叩き、砂糖抜きのカフェ・オレを飲みながら、昼食を何にしようか、と物思いに耽り、これを終わる。